―「メイド喫茶元オーナー・ヒロN『脱・非モテ講座』」は、メイド喫茶元オーナー・ヒロN氏が、メイド服を脱いだ素顔の女の子と接して得たノウハウを非モテタイムズで教えるコラム。第119回です―
さて今回は、
「この前、ヒロNさんは、女の子にネガティブワードを言ってはいけない、とか書いてましたけど、例えば、映画がつまらなかったのに、なぜ、つまらないと言ってはいけないのですか? その理由を教えてください。」
これを研究すると、女の子の特性の1つが見えてくる。一緒に研究しましょう!
女の子の前で、なぜネガティブワードを使ってはいけないのか、それは、女の子の「なかよし志向」「共感特性」が理由です。
男子の場合でも、この特性はありますが、女の子のこの特性は、非常に強力なのです。だから、女の子は、その場の雰囲気を非常に大事にします。これは、デートなどでもそう。
だから、女の子と、デートなどで、食事をすることになったら、味よりも、雰囲気や内装などを重視すべき、ということになるのです。ディズニーランドが、デートスポットとして、非常に優れているのは、デートの雰囲気作りが、非常によく計算されていて、まず、失敗がないからです。デート先として、ディズニーランドを選んでおけば、まず間違いない。もっとも、ものすごく混む日に行くと入場できない、なんてハメにあうこともあるけど。ディズニーランドのレストランの食事は、特にメチャクチャおいしいって訳でもない。どちらかというと、脂っこい、子供向きの味付けが多いけど、概ね、女の子は、「おいし~い!」なんて言います。味じゃなくて、ディズニーランドで食事をするっていうことで、うれしい! そして、その感情が、味覚まで変えてしまう。つまり、女の子は、自己暗示にかかりやすいのですよ。
さて、ここまで来れば、もうわかりましたね。
女の子は、こう考えるのです。「自分と一緒に観た映画」。その内容が面白かったか面白くなかったか、なんてどうでもいいのです。一緒に行った男子が楽しい気分でいたか、そうじゃなかったかが、大事なんです。自分と一緒に観たならば、その映画は、面白くなければならない。面白くない、ということは、自分といるのが、面白くなかったんだ。というふうに、捉えます。自分と一緒に観たのに、「面白くなかった」なんて!このヒトは、自分といたくなかったんだ、つまらないんだ。
いや、君と一緒にいることは楽しいんだけど、僕は、映画そのものはつまらなかったんだ。といくら君が説明しても、女の子は、そうは受け取りません。
また、「共感特性」も働きます。つまり、自分の好きなヒトが、つまらなかったり、とげとげしい気持ちになると、女の子の方も、共感して、一緒に、不機嫌になってしまいます。
ね、映画がいくらつまらなかったからと言って、そんなことを女の子に正直に言ってもいいことなんて、ひとつもないでしょう。だから、そういうことは言わない方がいいのです。
映画だけではありません。食事だってなんだって、ネガティブワードは禁止。と考えておいた方がいいでしょう。例えば、店のホール係がなんか失敗をしでかしたりした時に、女の子の前で、横柄に怒ったりしてはいけません。理由は、もう書かなくてもわかりますよね。「ああ、いいよ、いいよ。今度は気をつけてね」くらいにしておきましょう。男子は、そういうやせ我慢も必要なのです。
さて次回。こんなお話はどうでしょう。
「ヒロNさん、人間には、モテ期ってあるんですか?僕は、小学生の時には、結構、女の子にも人気があって、もててたのですが、中学生になってから、今まで、さっぱりです。人間て、もてる時期ともてない時期があるのでしょうか?これから先、僕に、また、モテ期は訪れるんでしょうか?」
(ヒロN)
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